せっかくのブログ、ライブ報告とイベント告知だけじゃ味気ないので、シリーズものの書き物を 始めます!。|ω・)
題して、、
自分的ジャズ道~クラシック畑からジャズで一旗揚げる!(進行中)
私は現在、都内を中心にライブハウスやイベントで演奏活動中です。
せっかくのブログ、ライブ報告とイベント告知だけじゃ味気ないので、僭越ながらエッセイ的な
シリーズを始めようと思ったわけです。
約5年前クラシックからジャズに転向して気づいた事、ジャズで身を立てる!という野望と裸一貫で上京し
イチから音楽活動を始めて感じた事など、自分なりにゆる~くマンガと共につづってみようと思います。
はぇ~。そうなのか~。ぐらいにご覧いただけると幸いです!笑 また、これから音楽活動をされる方のヒントになるような情報も盛り込んで いきたいと思ってます。
栄えある(?)第一弾は、自己紹介がてら・・ クラシック一筋だった私がジャズへ転向するお話です。
Vol.1 EPISODE ZERO~ジャズへの転向を決めたワケ
8歳頃からクラシックピアノを始め、コンクールに出場しつつ音楽高校⇒音楽大学へと進学するのですが、 いざ大学まで行った時にふと「今自分は何のためにピアノを続けてるのだろう?」と思い始め、悩んでいました。
ティーンエイジャーな青春を謳歌する間もなく目先の実技試験やコンクール・音大受験に追われて来て、 将来について明確に考えた事もなかった現実に気付きます。 なんというか、突然冷や水を浴びせられたような、突然ハッとする感じ。 このままどういう風にクラシックを続けていきたい? ―――答えが見つからない。
そんな自分に焦りを覚えました。
一枚のCDとの出会い
そんな大学3年のある日。 ある一人のピアニストのCDに衝撃を受けます。
それは、
Eugen Cicero(オイゲン・キケロ)のRokoko-Jazz。
https://www.amazon.co.jp/dp/B004QEF7CW/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_mWQtCb1GYZZH0www.amazon.co.jp
彼はルーマニアのピアニストで、クラシックをヨーロピアンな香り高いジャズに昇華させる 非常にナイスなピアニストです。
これまでジャズは好きでよく聞いてはいたものの、雰囲気に憧れる事しか出来ず、どこから アプローチすればいいのか分からない。そんな距離感でした。 しかしキケロのジャズは、クラシックどっぷりだった自分には非常に分かりやすく、 同時に鮮烈なショックを食らいました。
バッハやスカルラッティなど本来ドラムとは縁遠い厳粛なバロック音楽をスウィングさせる事で原曲の魅力が一層 引き出されていて、とにかくトキメキました。 余談ですが、バロック音楽って本当にすごいと思うんです、ジャズだけでなくロックとも非常に相性が良いんですよね・・ それは、後にイングウェイ・マルムスティーンの音楽と出会って思い知りました・・!w
見つけた答え
ジャズは、いつしか枯渇していた私の心に潤いを与えたのでした・・。 ピアノを弾く目的に気づかせてくれたのです。
ジャズピアニストとして多くの人にこのトキメキを提供したい!
目的が生まれた途端、がぜんピアノに意欲が湧いてきました。 かくして私は、大学卒業後ジャズへと転向したのでした。
まとめ
私にとってジャズは、ピアノを続けさせてくれた救世主のような存在です。 ジャズに出会ってなければ、ピアノを諦めていたかもしれません。
ジャズは時間芸術の極致で、その深遠さはマリアナ海溝級です。 私を含めジャズを演奏する人類の飽くなき探求は一生続くのでしょう・・。(ドキュメンタリーのナレーション風)
まだまだクチバシは黄色いながら、自分なりの枠にとらわれないジャズを日々追求しています。
ジャンルは違えど、ピアノを今もこうして続けられている事が本当に幸せです。
皆さんも、好きなものは何がなんでも諦めないで続けてください! 必ず、良い事があります・・! 自分自身もそう信じて続けているし、そうでなくても間違いなく やらないよりは人生が豊かになります!
こんな感じの小話を不定期で発信します!
最後までご覧いただきありがとうございました(^^♪